授業記録
各回の記事です。作品の基本情報、作り手、考察、授業の進め方、演習までをまとめています。作品は予定で、変わることがあります。
2020年代
1年前期 第1〜15回- 01オリエンテーション
27年で何が変わり、何が変わらなかったか 『FF7』と『FF7 リバース』
『FF7』(1997)オープニング 『FF7 リバース』(2024)トレーラー
- 02YouTube動画と映像作品の違い
同じYouTubeにある、二つの設計 YOASOBI『夜に駆ける』から考える
YouTube動画(宿題から1本) YOASOBI『夜に駆ける』MV
- 03ゲームと映像の違い
カメラを持つのは誰か 『Ghost of Tsushima』と黒澤明
『Ghost of Tsushima』トレーラー、プレイ映像、黒澤モード
- 04映像とは何か:時間・フレーム・編集
切らない映画は、編集をどこに隠したか 『1917 命をかけた伝令』
『1917 命をかけた伝令』(本編上映)
- 05ショット・カメラ・構図(前編)
カメラを本物の戦闘機に載せた理由 『トップガン マーヴェリック』
『トップガン マーヴェリック』(本編上映)
- 06ショット・カメラ・構図(後編)
36年前の構図を、どう引き継いだか 『トップガン』と『トップガン マーヴェリック』
『トップガン』(1986)(本編上映) 『トップガン マーヴェリック』の対応場面
- 07光と色(前編):光
見えない光で撮った白黒の惑星 『DUNE PART2』と光の設計
『デューン 砂の惑星PART2』前半(166分のため2回に分けて上映)
- 08光と色(後編):色とカラコレ
3つの惑星を色で分ける 『DUNE PART2』のパレット設計
『デューン 砂の惑星PART2』後半
- 09音と音楽(前編):音
35人で作ったゴジラは、音でどう大きくなったか 『ゴジラ-1.0』
『ゴジラ-1.0』(本編上映)
- 10音と音楽(後編):音楽と源流
70年前のテーマ曲が鳴る瞬間 『ゴジラ-1.0』と1954年の『ゴジラ』
『ゴジラ』(1954)(本編上映) 『ゴジラ-1.0』の主要場面
- 11脚本構成(前編):構成
58分の映画は、なぜ58分なのか 『ルックバック』の構成
『ルックバック』(本編上映)
- 12脚本構成(後編):テンションカーブ
テンションカーブを線で描く 『ルックバック』の感情の設計
『ルックバック』(主要場面を再上映)
- 13世界観の作り方(前編):ルール
周期表がアパートに見えた日 『マイ・エレメント』の世界のルール
『マイ・エレメント』(本編上映)
- 14世界観の作り方(後編):ビジュアル
キャラクターそのものがエフェクトになる世界 『マイ・エレメント』のビジュアル設計
『マイ・エレメント』(主要場面を再上映)
- 15前期まとめ:分析シート発表
14回分の目で、自分の1本を読む 前期まとめ発表
各自が選んだ2020年代の作品1本
2010年代
1年後期 第16〜30回- 16VFX・合成(1)
会議室で怪獣映画を撮るということ 『シン・ゴジラ』のVFX
『シン・ゴジラ』(本編上映)
- 17VFX・合成(2)
本物を撮って、足りないところだけCGで埋める 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(本編上映)
- 18VFX・合成(3)演習
1カットを、層に戻す 合成カットのレイヤー分解
『シン・ゴジラ』『怒りのデス・ロード』の合成カット数本
- 19実写とCGの境界(1)
宇宙で撮れないなら、光の箱を作る 『ゼロ・グラビティ』
『ゼロ・グラビティ』(本編上映)
- 20CM(広告映像)
15秒で、人を動かす CMという映像の設計
CM集(Apple「1984」、日清カップヌードル「hungry?」、Honda「Cog」、Nike「Write the Future」、マクドナルド「ティロリミックス」ほか)
- 21タイトル・キネティックタイポ(1)
文字が、情報の速さを演出する 『シン・ゴジラ』のテロップ
『シン・ゴジラ』のテロップが多い場面
- 22タイトル・キネティックタイポ(2)
文字だけで、時代を連れてくる 『ストレンジャー・シングス』のタイトル
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』第1話(オープニングを含めて通して上映)
- 23モーショングラフィックス(1)
CGに、印刷のズレを描き足す 『スパイダーマン:スパイダーバース』のルック
『スパイダーマン:スパイダーバース』(本編上映)
- 24モーショングラフィックス(2)
動きを減らして、キャラクターを描く コマ数という演出
『スパイダーバース』の主要場面(再上映)
- 25アニメの演出(1)
光と背景が、主役になる 『君の名は。』の背景美術
『君の名は。』(本編上映)
- 26アニメの演出(2)
歌が、時間を飛び越えさせる 『君の名は。』の音楽と編集
『君の名は。』の主要場面(再上映)
- 27編集・色・音楽の総合(1)
色と長回しで、夢を見せる 『ラ・ラ・ランド』
『ラ・ラ・ランド』(本編上映)
- 28編集・色・音楽の総合(2)
50年前の傘が、色の源流だった 『ラ・ラ・ランド』と『シェルブールの雨傘』
『シェルブールの雨傘』(1964)(本編上映)/『ラ・ラ・ランド』の主要場面
- 29ゲームのシネマティクス
遊ぶ時間と、観る時間をつなぐ演技 『The Last of Us』
『The Last of Us』のムービーシーンと、冒頭のプレイ映像
- 301年後期まとめ
1年分の作品を、1枚の地図にする 系譜マップの発表
1年間で観た作品すべて(振り返り)
2000年代
2年前期 第31〜45回- 31企画書・コンセプトへの逆算(1)
完成した映画を、企画書に戻す 『千と千尋の神隠し』
『千と千尋の神隠し』(本編上映)
- 32企画への逆算(2)
働く場所が、そのまま世界になる 『千と千尋の神隠し』の世界観設定
『千と千尋の神隠し』主要場面(再上映)
- 33企画への逆算(3)演習
自分の企画の「芯」を、一言にする
前2回の『千と千尋の神隠し』の分析
- 34台本構成とテンションカーブ(1)
悪役が、物語の構造を壊しにくる 『ダークナイト』の構成
『ダークナイト』前半(152分のため2回に分けて上映)
- 35台本構成とテンションカーブ(2)
山が何度も来る映画のカーブを描く 『ダークナイト』後半
『ダークナイト』後半
- 36台本構成とテンションカーブ(3)演習
自分の企画のテンションカーブを、先に描く
第33回で決めた自分の企画の芯
- 37絵コンテ(1)
コンテは、時間の設計図 『時をかける少女』
『時をかける少女』(本編上映)
- 38絵コンテ(2)
同じ構図を繰り返して、時間を戻す 『時をかける少女』の演出
『時をかける少女』主要場面(再上映)
- 39絵コンテ(3)富野由悠季とガンダム
映画を撮りたかった人が、アニメに映画を持ち込んだ 富野由悠季と『機動戦士ガンダム』
『機動戦士ガンダム』(1979)TVシリーズ第1〜2話(通して上映)
- 40レイヤー構造(1)
CGの世界に、カメラを持ち込む 『アバター』のバーチャルカメラ
『アバター』前半(長編のため2回に分けて上映)
- 41レイヤー構造(2)
俳優の顔を、CGの顔に移す パフォーマンスキャプチャ
『アバター』後半
- 42レイヤー構造(3)演習
自分の企画の1カットを、素材のリストにする
『アバター』の合成カット数本
- 43ルックの設計(1)
映画全体を、二つの色で塗る 『アメリ』
『アメリ』(本編上映)
- 44ルックの設計(2)
ゲーム機の世代交代が、ルックを変える 『FFX』と『MGS4』
『FFX』『MGS4』の冒頭のプレイ映像とトレーラー
- 45ルックの設計(3)演習
自分の作品の色を、時間に沿って並べる カラースクリプト
これまでの作品のカラースクリプトの例
90年代と源流
2年後期 第46〜60回- 46仕上げの意図(1)
緑の世界と、青い現実 『マトリックス』のカラコレと編集
『マトリックス』(本編上映)
- 47仕上げの意図(2)オープニング集
オープニングは入口、エンディングは出口 タイトルデザインの系譜
オープニング・エンディング集(ソール・バス、『007』シリーズ、『セブン』、『300』、『スター・トレック』ほか) カイル・クーパーのタイトル、ミシェル・ゴンドリーのMV
- 48仕上げの意図(3)演習
自主制作の「仕上げ」を、先に決める
自分の自主制作の設計書(2年前期に作ったもの)
- 49自主制作の企画書(1)
CGの恐竜と、本物の恐竜を使い分ける 『ジュラシック・パーク』
『ジュラシック・パーク』(本編上映)
- 50自主制作の企画書(2)
技術の限界から、企画を選ぶ 『トイ・ストーリー』
『トイ・ストーリー』(本編上映)
- 51自主制作の企画書(3)提出と講評
企画書を、人に渡せる形にする
各自の自主制作の企画書
- 52構成案・コンテ・ルックの提出(1)
アニメで、実写のように撮る 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(本編上映)
- 53構成案・コンテ・ルックの提出(2)
明朝体が、アニメの画面を変えた 『新世紀エヴァンゲリオン』
『新世紀エヴァンゲリオン』TVシリーズ第1〜3話(通して上映)
- 54構成案・コンテ・ルックの講評
設計書どおりに作れているかを、人の目で確かめる
各自の構成案・コンテ・ルック設計
- 55中間講評(1)
2年前に観たオープニングを、もう一度観る 『FF7』(1997)
『FF7』(1997)のオープニングと冒頭のプレイ映像(第1回と同じ映像)
- 56生成AIと作り手
生成AIは、はしごのどこを担うのか
動画生成AIの公開デモ映像と、生成AIを使った広告・MVの事例
- 57中間講評(2)
迷うのはいい。悩むのはやめる
各自の制作中の素材
- 58完成上映会
作った作品を、観客の前で上映する
全員の自主制作(上映会)
- 59講評
波紋を読んで、次の石を選ぶ
上映した全員の自主制作
- 602年間の総括
今から遡って、自分の原点にたどり着く
2年間で観た作品の一覧と、各自の分析シート