1カットを、層に戻す 合成カットのレイヤー分解
第16回と第17回で観た2本から合成カットを選び、1カットを層に分解する演習をしました。前期の第1回から使っている分析シートの「レイヤー構造」を、ここで本格的に使います。
この回で考えたこと
1. 層の基本形
合成カットの多くは、遠景(空・背景)、中景(建物・地形)、主役(人物・車・怪獣)、エフェクト(煙・火・破片)、仕上げ(色・光・粒子)の層でできています。まずこの5つで分けてみてください。
2. 本物の層とCGの層を見分ける
『怒りのデス・ロード』は主役の層が本物で、空や背景の層にCGが多い。『シン・ゴジラ』は主役の層がCGで、街の層に本物の素材が多い。どの層が本物かで、作品の性格が分かります。
3. 分解できれば、設計できる
層に分けて書き出せるようになったら、それはもう合成の設計図です。AEの授業で自分のカットを作るとき、この順番で素材を用意すればいい。観ることと作ることは、ここでつながっています。
授業の進め方(90分×2コマ)
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 1コマ目 0:00〜0:20 | 前回までの振り返りと、演習の例を見せる |
| 0:20〜1:30 | 個人ワーク |
| 休憩 | — |
| 2コマ目 0:00〜0:30 | ペアで見せ合い、意見をもらう |
| 0:30〜0:50 | 意見をもとに修正 |
| 0:50〜1:20 | 数名が発表し、講評 |
| 1:20〜1:30 | 次回までに仕上げることを書く |
授業で投げた問い
- 選んだカットは何層でできていましたか。
- その中で、本物の層とCGの層はどれでしたか。
参照動画
授業で扱った映像と、理解を深めるための映像です。
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VFXブレイクダウンの例
解説動画
完成カットが層に分かれていく様子を確認してください。
参考リンク
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映像概論
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2010年代
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合成
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演習
- 映像概論
- 2010年代
- 合成
- 演習