映像概論現代映像概論 ―今から、源流へ遡る2年間
2年後期第55回 中間講評(1)

2年前に観たオープニングを、もう一度観る 『FF7』(1997)

中間講評の前に、第1回で観た映像に戻りました。2年かけて今から遡ってきた旅は、ここで出発点とつながります。

作品データ

作品『ファイナルファンタジーVII』(1997)
第1回で観たこと27年の差、変わったものと変わらないもの
今回観ることプリレンダ背景、CGムービー、リアルタイムの3層の継ぎ目。作り手の判断
配信ゲームのため配信なし。オープニング映像で扱う

作品の基本情報は公開情報をもとにしています。配信状況は変わるため、授業前に確認してください。

考察

1. 同じ映像、違う目

第1回では「かっこいい」「古い」で止まっていた人も多かったはずです。今は、どこが継ぎ目で、なぜそこに置いたのかが見えるはずです。

2. 第1回のシートと比べる

第1回の分析シートを読み返してください。空欄だった項目が、今は書けるはずです。書けるようになったことが、2年間で手に入れた筋肉です。

3. 自分の作品にも同じ目を

この目で、自分の自主制作を観てください。他人の作品の継ぎ目が見えるなら、自分の作品の継ぎ目も見えるはずです。

授業の進め方(90分×2コマ)

時間内容
1コマ目 0:00〜0:10導入:「カメラを持つのは誰か」という観点を伝える
0:10〜0:25トレーラー・ムービーシーンを上映
0:25〜1:30プレイ映像を上映(「プレイ画面」の表の順に)
休憩—
2コマ目 0:00〜0:20比較シート:ムービーとプレイで、時間とカメラの主導権がどう違うかを書く
0:20〜0:50ペアで比較、数名が発表
0:50〜1:20解説(この記事の考察)
1:20〜1:30引き出しノートに3つ、降ろす欄を記入

プレイ映像は実況や解説の声が入っていないものを選び、使う時間の位置を事前に控えておきます。

授業で投げた問い

  1. 第1回では見えなかったもので、今見えたものは何ですか。
  2. 第1回の分析シートで、今なら書ける項目はどれですか。

参照動画

授業で扱った映像と、理解を深めるための映像です。

プレイ画面

第1回と同じ『FF7』の冒頭を、今度はプレイ画面まで含めて観ます。2年前には見えなかった継ぎ目を、自分の目で探してください。

使う部分目安観るポイント
『FF7』(1997)冒頭約30分プリレンダ背景、CGムービー、リアルタイムの3層が切り替わる位置。第1回で見えなかったもの

授業では実機でプレイせず、プレイ映像を上映します。実況や解説の声が入っていない映像(「実況なし」「No Commentary」)を選んでください。

参考リンク