映像概論現代映像概論 ―今から、源流へ遡る2年間
2年前期第33回 企画への逆算(3)演習

自分の企画の「芯」を、一言にする

前2回で『千と千尋の神隠し』を企画書に戻しました。今回はその型を使って、自分の自主制作のアイデアを企画の芯にする演習をしました。LBブログの「企画書の書き方」と「好きな動画を300本探す」も参考にしています。

この回で考えたこと

1. 企画書の最初の3行

誰に向けて(対象)、何を伝えるのか(芯)、なぜ自分が作るのか(理由)。この3行が書ければ、企画書の背骨はできています。

2. 「かっこいい」は芯ではない

かっこいい、かわいい、エモい。これは手段であって、芯ではありません。僕の書籍でも書きましたが、コンセプトとは「なぜ作るのか」です。

3. 3つ出して、1つ選ぶ

アイデアは最初から1つに絞らないこと。3つ出して比べると、どれが一番自分の芯に近いかが見えてきます。選ぶことは、他を捨てることです。

授業の進め方(90分×2コマ)

時間内容
1コマ目 0:00〜0:20前回までの振り返りと、演習の例を見せる
0:20〜1:30個人ワーク
休憩—
2コマ目 0:00〜0:30ペアで見せ合い、意見をもらう
0:30〜0:50意見をもとに修正
0:50〜1:20数名が発表し、講評
1:20〜1:30次回までに仕上げることを書く

授業で投げた問い

  1. 3つのアイデアのうち、一番「なぜ自分が作るのか」を説明できるのはどれですか。
  2. そのアイデアを、20文字以内で言ってください。

参考書籍

  • 脚本

    ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則

    ロバート・マッキー/フィルムアート社

    物語の構造を体系的にまとめた、脚本術の基本書です。厚いですが、2年生で企画を作るときに役立ちます。

    Kindleで探す電子版は要確認

参考リンク