映像概論現代映像概論 ―今から、源流へ遡る2年間
2年後期第57回 中間講評(2)

迷うのはいい。悩むのはやめる

最後の中間講評です。AEの授業で制作中の素材を、設計書と並べて一人ずつ講評しました。未完成のものを人に見せるのは怖いことですが、完成してから直すより、途中で直す方がずっと楽です。石は早く投げるほど、波紋を見る時間が長くなります。講評の前に、書籍の章トークとして「迷いと向き合う力」の章を紹介しました。

この回で考えたこと

1. 迷うと悩むは違う

迷うのは、複数の選択肢の中で比べている状態です。悩むのは、何をしていいか分からず止まっている状態です。迷いはクリエイティブの一部ですが、悩みは止まっているだけです。

2. 決めるとは、捨てること

迷いの正体は、他の案を捨てることへの怖さです。選ぶことは、他を捨てることです。その覚悟がないと、作品は完成しません。

3. 今のベストを出す

完璧を目指すと終わりません。締め切りの中で、今のベストを出してください。完成させる経験が、次の作品の力になります。僕も学生時代、卒業制作を終わらせたことが一番の財産だったと思っています。

授業の進め方(90分×2コマ)

時間内容
1コマ目 0:00〜0:10進め方と講評の観点を伝える
0:10〜1:30迷っていることを出し合う講評
休憩—
2コマ目 0:00〜1:00迷っていることを出し合う講評の続き
1:00〜1:15全体講評
1:15〜1:30次の目標を書く

1人5分(発表3分+質疑2分)で約30人分。人数が少ない場合は、他の人の作品や分析シートを分析シートで読み合う時間に充てます。

授業で投げた問い

  1. 今、迷っていることは何ですか。選択肢は何と何ですか。
  2. どちらを選びますか。捨てる方の案は何ですか。

みんなの気づき

授業で出た声を、名前を伏せて載せています。

  • [授業後に、学生の気づきを3〜5件追加]

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