山が何度も来る映画のカーブを描く 『ダークナイト』後半
前回の続きで、後半を観ました。前後半を通したテンションカーブを、全員で描いて比べました。
作品データ
| 作品 | 『ダークナイト』(2008) |
| カーブの形 | 山が何度も来るギザギザの形 |
| 比較 | 『ルックバック』(第12回)は長い谷から一つの大きな山へ向かう形 |
| 配信 | 要確認 |
作品の基本情報は公開情報をもとにしています。配信状況は変わるため、授業前に確認してください。
考察
1. ギザギザのカーブは、観客を休ませない
山が何度も来るので、観客は緊張を解く暇がありません。悪役が「秩序が壊れる瞬間」を欲しがっている映画なので、観客も同じように落ち着かない状態に置かれています。
2. 谷がないと、山は低く見える
ただし、山ばかりだと観客は疲れてしまいます。この映画にも短い谷はあります。第12回で話した「谷の長さが山の高さを決める」は、ここでも当てはまります。
3. カーブは、企画の段階で描く
自主制作では、コンテに入る前にテンションカーブを描いてください。どこに山を置くかを決めてから場面を作ると、構成が迷いません。
授業の進め方(90分×2コマ)
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 1コマ目 0:00〜0:10 | 前回の振り返り:前半のカーブと予想を読み返す |
| 0:10〜 | 後半を上映 |
| 休憩 | — |
| 2コマ目 | 後半の上映の続き |
| 上映後 20分 | 分析シートを完成させ、前後半を通したテンションカーブを描く |
| 20分 | ペアでカーブを比べる |
| 20分 | 解説(この記事の考察) |
| 5分 | 引き出しノートに3つ、降ろす欄を記入 |
授業で投げた問い
- 描いたカーブで、山はいくつありましたか。
- 一番短い谷はどこで、そこで何が起きていましたか。
参照動画
授業で扱った映像と、理解を深めるための映像です。
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『ダークナイト』予告編
Warner Bros.
予告編の2分のカーブを描いてみてください。
参考リンク
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映像概論
-
2000年代
-
テンションカーブ
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構成
- 映像概論
- 2000年代
- テンションカーブ
- 構成